10月19日(土)
今年も、東京の国際基督大学の留学生と国連ユニタール広島のみなさんが
「国連ユニタール広島 ICUのための防災と復興に関わるプログラム」として
石巻各地を視察にいらっしゃいました。
バスの車中より、南境の仮設住宅跡を見学しながら、会場となる新沼田第一復興公営住宅へ。
集会所では、定期的に開催されている健康体操のため、住民さんたちが集まっていました。
留学生のみなさんも、住民さんたちと一緒に
「おらほのラジオ体操」や、「きよしのズンドコ節」に合わせて一緒に健康体操。
言葉は通じなくても、楽しげな音楽に合わせ身体を動かしたら、みんな笑顔♡
大川伝承の会 佐藤和隆さんよりご講話いただきました。
「震災の話を通して、命優先ということを伝えていきたい」という佐藤さんの話を
真剣なまなざしで聞き入っていました。
新沼田第一町内会の樋口会長ご夫妻からは、震災体験のお話後に住宅訪問もさせていただきました!
午後からは、
一般社団法人 石巻じちれんの田上琢磨さんより仮設住宅についての講話
やっぺす兼子からは、
NPO活動を始めるきっかけから仮設支援、そして現在にいたるまでを話させていただきました。
休憩時間、日本の駄菓子を学生さんたちにプレゼント。カラフルな水あめやこんにゃくゼリーなどみんな興味津々♪
お茶っこの時間に提供した「野菜生活100」は、カゴメ株式会社様からのご提供です。
学びあり、住民さんとの交流もありの、有意義な時間を過ごしました。
今回のプログラムで学んだことや感じたことが、ひとつでも学生さんの役に立てたらと思います。
帰り際、やっぺすの報告会には必ず行きます!と言ってくれた学生さんもいらしたことも
とてもうれしく思います。
今回は、前日からの雨の影響で、当日朝に大幅な予定変更があったにもかかわらず
皆さんの臨機応変な対応と協力のおかげで、安全面を優先したよいプログラムになりました。
関わってくださった皆様に、心より感謝いたします。
※当事業は、
平成31年度 宮城県NPO等による心の復興支援事業補助金及び、
公益社団法人 Civic Forceとパートナー事業として実施しております。