今年の春に、新沼田第一復興公営住宅で「山の芋」を植える作業を一緒にしてくださった
兵庫県立篠山東雲高校のみなさんが、再び公営住宅へ。
住民さんたちと一緒に、お昼の交流会に向けて料理の準備。
住民さんは、石巻の郷土料理「おくずかけ」やわかめの和え物を。
高校生のみなさんは、丹波篠山特産の大きな栗を茹でたものや
同じく丹波篠山名物の黒豆の枝豆をつかったご飯を炊く準備をしました。
ごはんが炊き上がるまでの間は、住民さんと一緒に
前回同様「おらほのラジオ体操」「きよしのズンドコ節」に合わせて体操し、ウォーミングアップ!
体操の後は、いよいよ山の芋の収穫です。
春に植えた山の芋は、夏の間豊かな葉を茂らせてグリーンカーテンとしての役目を終え
土の中にはおいしい芋が育っているころ。大きく育ったかな~?
プランターの土を掘り起こしながら
「大きいのとれた!」「こっちは小さいなあ」と楽しそうな歓声が上がっていました。
体操して山の芋の収穫を終えた後は、再び部屋に戻り調理再スタート。
炊きあがった枝豆ご飯は熱々のうちにみんなでおにぎりに。
山の芋はすりおろして、お好み焼き風にフライパンで焼きました。
おいしそうな料理がそろったところで、みんなで「いただきま~す!」
みんな笑顔いっぱい、おなかもいっぱい♡
集会所を出るときは、みなさん名残惜しそう…
午後からは、女川シーパルピアに向かいました。
震災遺構となった横倒しにされた女川の交番を見学し
女川町まちなか交流館へ。復興の様子や女川町の歴史のパネルやジオラマを熱心に見入ってました。
「三陸石鹸工房KURIYA」では、代表の厨さんが
突然の来店にもかかわらず、いろいろなお話をしてくださいました。
次に向かったのは、「がんばろう石巻」と「門脇小学校」
丁度この時は、門脇小学校が震災遺構として整備するため、覆われていたシートが外されていました。
震災当時の様子や、どのようにして児童たちが避難したかの話を聞きながら
校舎に遺った生々しい被災の跡を食い入るように見ていました。
最後に立ち寄ったのは、石巻市中央にある「石巻市復興まちづくり情報交流館」
中央館スタッフの石川さんが、展示品をみながら石巻の成り立ちから震災当時の事
震災後の事などを丁寧に説明していただきました。
帰り際にはみんなでメッセージボードに来館記念の一言を。