12月15日防災やっぺす柴田町へ出動しました
12月15日宮城県県南部、仙台から40分ぐらい、石巻からだと1時半ぐらいののところにある柴田町槻木生涯学習センターにて
令和2年度「男女共同参画推進事業の多様な視点から考える防災・減災」の講演に登壇して参りました。
復興支援団体の視線からということで、本日はワークから始めました。
防災「今自分にできること」ということで一人づつポストイットに書き込み開始!
次はお隣の人と書いたものを発表しあってもらいました。
自分の思いつかなかったことなど「なるほどね~」「ああ!そうそう」との声があちこちで聞こえます。
団体の設立のきっかけは東日本大震災3.11。
来年の3月で10年になる震災の記憶を少し振り返り、当団体代表兼子よりやっぺすの活動をお話しさせていただきました。
次は避難所についてです。
避難所の状況、トイレ、顔の見えるグループ化やレイアウトについて、子どもの遊び場やペットとの共存の重要性についてなど知っていてほしいと思うことをお伝えしました。
続いて、やっぺす隊の活動、地域住民の方との交流を図るやっぺす農園は男女共に生きがいづくりとなり今も継続していること、子育てママ応援おうち仕事、企業、地域の方々と共に創りあげた遊び場、昨今、復興住宅支援から見えてくる社会問題についてなどをお話ししました。
平時から必要な防災意識と備えが大事で、備えていきましょうということで、
石巻市にあるマリンプロ株式会社様の非常時お助け箱のご紹介
避難場所や津波避難場所などの標識クイズ、やっぺすオリジナルすごろくで楽しんでいただきました。
やっぺすオリジナルすごろくでは駒が止まったところでクイズを出題し、
答えが当たった方には消毒スプレーなどのプレゼントをさせていただきました。
では、ここでみなさんにも質問です!
問題 防災対策に使用する目的で避難所などの位置を表示した地図はなんというでしょうか?
①ハザードマップ
➁ハザードランプ
さあどちらでしょうか(笑)ハザードランプ?
答えは①のハザードマップです。
地域によっては川の氾濫、大雨に注意したい地区ではため池の位置確認など、その地域にあった項目でハザードマップを作成しておくことが大切です。
アンケート結果の中で、理解が深まったは96.7%でした。
自由記述のところには。
いつもは固い感じの講演会なのですが、ワークなどが中心だったので楽しく参加することができた。
郡部では女性が声をあげにくい雰囲気もありますが、自分がまず行動することが大切だと思いました。
などの声を頂きました。
ネットワークの構築も重要です。
自分の地域にあった防災と減災をみんなで考えてみてはいかがでしょうか?
講座の合間にリフレッシュタイム。
突然の出来事は不安が大きく、誰かを責めたり、言葉が刃物になったりしてしまうこともあります。
ヨガやっぺすでメディカルヨガの武山先生に教えてもらった呼吸法をご紹介。
不安な時、怒りの時、緊張の時、呼吸は浅く早くなっています。
そんな時だから、こころを静めてるために呼吸を整えること大事なのだそうです。
あっそういえば、鬼滅の刃でも全集中の呼吸が大事って言ってましたね。
最後に「太陽礼拝邪念を取り除く」というポーズをしてみました。
「吸って吐いて、吸って吐いて、少し繰り返し、平常心を取り戻し、正しい判断をして行動しましょう」
今年度もこのような機会をいただき誠にありがとうございました。
次回もワークを入れて楽しく、こころに届くような防災講座の開催をして参ります。