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ママこども食堂2023年度は青空の下でスタートしました

 

みなさん、こんにちは

やっぺすスタッフです

 

4月2日(日)に、2023年度一番最初のママこども食堂を開催しました。

会場は、いつものホールを飛び出して、毎年収穫祭の会場として使用している「わんぱーく」。

南境東部行政区とのコラボ企画として実施しました。

 


 

わんぱーくが位置するこの南境地域は、2011年の東日本大震災によって、被災地最大の仮設住宅団地となりました。

仮設住宅は、公園や学校の校庭、空き地などに建設されたため、こどもたちの遊び場が失われストレスを抱えやすくなったり、

仮設入居者ともともとの地域住民との交流の機会が少ないことで、トラブルや軋轢が生じるなどの問題が生じてきました。

 

そこで、こどもたちがのびのび遊べ、世代に関わらず仮設と地元どちらの住民さんも、ほっと一息ついたり、

交流できる場をつくることはできないだろうか?という想いから、

もともと地元の自治会が管理していた広場を地元住民の協力を得ながら、やっぺす(当時は石巻復興支援ネットワーク)が、

プレーパークと広場づくりをはじめ、2012年にこの「わんぱーく」がオープンしました。

 

現在わんぱーくは、もともとこの土地を管理されていた南境東部行政区の皆さんが、定期的に遊具点検や草刈りなどを

行いながら管理されております。

 


↑ わんぱーくオープン当時の報告書一部抜粋(報告書全体はこちらからご覧いただけます)

 

このような経緯もあり、やっぺすとは深いかかわりのあるこの「わんぱーく」ですが、

オープンから10年たち、そのつながりを知らない方たちも増えてきているので、改めて知ってほしい。

開設当初植樹された10本の桜が、季節になるとそれは見事な光景となり、

地域にこのようなよい公園があることをもっと多くの方に知っていただき、もっと活用してほしい!

…そんな熱い想いを、現在の区長さんからお話をいただき

年に一度の収穫祭だけでなく、いっしょになにかしましょう!と今回の企画開催に至りました。

 

 

開始時間が近づき、続々参加者さんたちが集まってまいりました。

心なしかみんなうきうきしている様子が伝わってきます♪

 

 


 

 

やっぺすからの挨拶、ついで区長の髙橋様からの挨拶のあと、

 

みんなそろって「いただきま~す!」

 



 

「写真撮ってもいいですか?」と聞いたら、みなさんとってもいい笑顔を見せてくれました♡

 

 公園の遊具に、こんなにこどもたちが群がって遊んでいる姿を見るのはいったい何年ぶりでしょう!



 

最後に、子どもたちお楽しみの輪投げで、お菓子をプレゼント♪

小さい子から順番ね、の声がけに、喧嘩をすることもなく

お互い自分より小さい子たちに順を譲り合いながら、輪投げを楽しむことができました。



 

輪投げのあとは、区長さんのほうからサプライズ!

4月2日生まれの方をはじめ、4月生まれ~6月生まれの参加者さんにプレゼントが!

思いがけないサプライズに、参加されたみなさんも大盛り上がり♪


 

最後はみんなで記念写真!

スタート時はちょっと曇り空だったけれど、このころには日差しが出てきて気持ちの良い青空に!

この日の桜はまだ1部咲き、というところでしたが、この数日間の陽気できっと見事な桜並木をみることができそうです。

世代も、住む地区もみんなそれぞれ違うけれど、いっしょにこの時間を楽しく過ごせたことがとてもうれしく思います。

 


 

この事業は、

子どもの未来応援基金

公益財団法人公益推進協会 コロナに負けるな!浅井スクスク基金   のほか、

 

南境東部行政区

(株)北電子 米ジャグラープロジェクト 【”かぐや姫”玄米】

仙台 ㈱七福茶本舗佐藤海苔店【焼きのり】

(株)まるたま  みやぎ元気の“輪”プロジェクト【お菓子】

(一社)りとりーと 【お菓子】

 

など、地域の方たちや企業の方たちのご協力のもと、

開催にすることが出来ました。(敬省略)

 

みなさまに心より感謝を申し上げます。