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2023年3月やっぺすカレッジ活動報告

3月1日 東日本大震災復興記念「絆とうほく~東北への祈り~講和会を開催しました

 

東日本大震災から今年で十三回忌を迎えるのを前に、奈良の唐招提寺や西大寺の僧侶にお越しいただき、石巻地域の方に法話の時間と、ワークショップを行っていただきました。26名の方にご参加いただきました。

 

お坊さんのお話しはとても心地の良い内容でその中にも心の癒し、生きているだけでもうけもんであるなどの内容で笑いも含めてみなさんの元気の源になる内容でした。3名のお坊さんのそれぞれの話しに真剣に聞き入っている方もいてこのような貴重な機会をいただいた事をとても嬉しく思っています。ワークショップではお寺の瓦で拓本体験、絵うちわ作成ワークショップなど普段はできない体験をすることが出来て、またお抹茶とお菓子をいただき、みなさんその時間を癒しの時間として過ごされていたようです。

ご参加いただいたみなさまありがとうございました。

 

3月3日 お茶っこやっぺす趣味の会を開催しました

3月3日はひなまつり♡

お茶っこやっぺす趣味の会を開催しました♪なんと今月は23名の方にご参加いただきました!すごい!

今月も教わった事のない方は、水引きで玉結びを作りボールペンに仕上げました!

とても小さい玉結びを作る難しい作業なので、休み休み、目標へ向けて作業を進めました。

玉結びが完成するとパーツを合わせてボールペンを完成させ、可愛い作品の出来上がりです♪

記念撮影の笑顔も最高です!
作業をお休みしている方はお茶っこをしてお話しを楽しんだりと集会所が終始賑やかでした♪

3月7日 グラウンドゴルフやっぺすを開催しました

 

今年度最後のグラウンドゴルフを開催しました。

26名の元気なみなさんにご参加いただきました。

毎回、グラウンドゴルフが出来るのを楽しみにしてくださっていて、

準備も早々にクラブを受け取ってコースで事前練習している様子も見られました。
今回もホールインワンを出される方も多く、みなさんで大会を開こうか!と意気込んでいます。
講師も丁寧に参加者さんに説明する様子も見られとても和やかにグラウンドゴルフが行われていました。

3月10日 ヨガやっぺすを開催しました

今年度最後のヨガやっぺすを開催しました。

武山先生のヨガの時間は少人数でもそれを感じさせない賑やかな雰囲気で始まります。

次の日が東日本大震災から12年目ということで黙とうを全員で行いました。

みなさん心が落ち着いたところでヨガをスタートです。

 

上半身、下半身と全身を使ったヨガは普段使わないところを使って行う動きもあるので、効果絶大です。

終了すると「あー、」「おー」と漏れる声がありました。笑

ヨガの動きを自宅に帰って実践する参加者もいてみなさん健康管理は素晴らしいです。

 

3月13日 東松島すずめ踊りを開催しました

矢本西市民センター東松島すずめ踊りを開催しました

6名の方にご参加いただきました!少しずつ人数増えています♪素晴らしい~!

みなさん張り切ってお越しいただいています!

講師の内海さんの掛け声がとても良いので、とてもやる気になり向上心がアップします。
とても元気になりすずめ踊りも楽しく練習が出来ています。
絶賛練習中のとういつ踊りも踊り込みました。基本がとても上手な方なのですぐに形になって覚えています。
今後ご披露するタイミングがあったらぜひ披露したいとみなさんで話しています。お楽しみにしてください♡

3月14日 石田裕之さんライブを開催しました

震災当時から仮設住宅へ歌の支援をしていただいてる神戸の石田裕之さんが新西前沼第一復興住宅集会所に来ていただき、

歌のライブと交流会を開催しました。

私たちの王子様の石田さん♡「素敵!元気で逢えて嬉しい!」とみなさんとお話ししたり表情から伝わりました♪

「ご家族は変わりないの?」とずっとつながっていただいているので家族のような親戚のような会話も飛び交いましたよ♪

 

参加者さんで初めて石田さんの歌を聞く方もいて素晴らしい歌声に聞き入っていて、男性の参加者さんも大変喜んでいただきました。

「声が良いねー!初めて聞いてファンになりましたよ!」と言っていただき、また来て欲しいとリクエストもありました!

歌は人を癒します。心の浄化になり不安や悲しみが軽減されてるという方もいます。

ライブの閉めはもちろん!「やっぺす石巻」!最高潮でのりのりで笑顔はじけていました!

最高の時間はあっという間に過ぎて、帰りの時間は「石田君また逢いに来てね!」「元気でいるからね!」とお話しする姿に涙が出そうでした。石田裕之さん!ありがとうございます~!!

3月17日 すずめ踊りやっぺす開催しました!

すずめ踊りの会を開催しました!

今回講師が不在の為、スタッフがサポートでお伝えしながら参加者とともに練習を行いました。

本間ちゃんのおらほのラジオ体操からはじまり、ストレッチもしてけがのないようにしようねー!

と声出しをしながら元気にスタートしました。

基礎の復習を何回も何回も繰り返すことで覚えていきます。

今では、みなさんすぐに思い出して動きはとても綺麗です♪

今回は団地音頭をメインに音楽をかけてノリノリで踊りましたー!

団地音頭をどこかで披露したいくらいに綺麗に踊れてきているので、イベントにいざ!出陣か(笑)!

引き続き楽しく練習続けていきましょう♪

3月22日~23日 陸前高田、気仙沼へ視察へ行ってきました

 

地域のコミュニティ形成の学びを目的として、石巻の住民さん6名と岩手県陸前高田市、気仙沼市へ県外視察へ行ってきました。

最初の目的地、陸前高田市まちつくり協働センターさまへ伺いました。

今回、同行者の中にぞみ野町内会会長さんもいて、復興住宅の家賃の引き上げの問題や復興住宅の高齢者の割合、共益費の問題など現在直面している内容を共有していただき、今後のコミュニティの話しも陸前高田、石巻のそれぞれの視点から話し合いました。地域の規模は違うが、高齢化は顕著に進んでいて、そこを支える人の機能をしっかりしていかないと地域住民がお互いに生活やコミュニティの基盤を継続して作って行くことは難しいことなども双方に共通した課題となっているようです。

その後は、次の視察場所の陸前高田市東日本大震災追悼施設へ行き、東日本大震災当時の様子や状況がリアルに感じられる施設で、

足を止めてじっくりと見たり、シアターを見学したり、震災遺構を実際に歩いて周りました。

同行していただいた方は、実際に津波にあい、九死に一生を得て助かった方、自宅は津波で全部流され、自宅の枠だけが残った方もいて、当時を思い出しては、考え深くお話しをされていました。

2日目は、気仙沼のボランティアステーションin気仙沼に伺い、代表の方から気仙沼の震災当時から現在までの現状、復興住宅の高齢化問題、気仙沼のコミュニティ活動の様子を伺いました。

気仙沼のコミュニティで人気のあるコミュニティ麻雀の事に同行者の方がとても興味があり、「どのようにやるのか、石巻だとどこでやっているのか?、コミュニティの一貫としてとても良いのでおすすめと聞いて早速石巻でもやってみたいです」と話していました。

また、「こちらではグラウンドゴルフは開催していますか?」とみなさん自分の好きな事を現地に方に実際に質問をしていました。

「今後、交流や地域で大会も良いですね!」とお話しをしてきたのでこれからが楽しみです!

ボランティアステーションin気仙沼の後は、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館を見学しました。

伝承館の隣には大きなパークゴルフ場があり、そちらも実際に来た事がある同行者の方もいて興味を持って現地を見学していただきました。

震災遺構は震災当時に想いを振り返る方もいて、心労など心配しましたが震災から12年が経過して震災当時から今をどのように生きていくかを考える同行者も多く、実際に自分が直面している現実問題に想いはシフトしているのかと考えました。地域を超えて学びがたくさんあり、今後のイベントがサークルとして移行していく事、そのリーダーさんとなり活動を止めることなく継続していって欲しい事、その担い手となりお手伝いをしていただきたい事を最後お話しをして共有させていただきました。今回の視察を通して、他地域の活動を深く知る機会となり、自分たちにも取り入れていける事や、実施に向けて検討課題などを住民さん、やっぺすの代表、スタッフとも共有することが出来て改めてとても良い貴重な体験や視察内容であることを実感しました。

前日の悪天候でグラウンドゴルフコンディションが悪かったため、

グラウンドゴルフの会を新西前沼第一復興住宅集会所をお借りしてピンポンバレーの会に変更して開催しました!

20名の方に来ていただきましたー!
卓球台の組み立て、会場設営、受付など全て会の方にご協力していただき会を進めていきましたよ。

参加者さん元気!元気!素晴らしいです!
ピンポンバレーが初めての方もいるので、ルールの分かる方に教えていただきながら、しっかりと説明もらい全員で交代しながら楽しみました。集会所の熱気がすごいので汗をかいてピンポンされる方もいました(笑)。またピンポンバレー楽しみましょうねー♡

3月25日 やっぺす活動報告会を開催しました

 

やっぺす報告報告会を石巻市かわまち交流センター(かわべい)で開催しました。

住民さんにも集まっていただき、やっぺすの各事業の報告を実際に聞いていただくとても良い機会となりました。

カレッジの報告としては、今年度のイベント写真や動画を振り返りながら開催の様子や現状をお話しさせていただき、

また、次年度は新しい段階へという事で、やっぺすカレッジから住民さん主体の活動へと切り替わる事をお伝えさせていただきました。

現在も参加者さんには協力して続けていただいていますが、

今後はやっぺすは相談サポーターの役目として主に動くのではなくなりますが、参加者さんとの大切なご縁は震災当時から培ってきた大切な宝物です。継続して続けていけるように引き続きいち参加者としても見守りとして携わらせていただきたい事もお話しをさせてもらいました。

ご参加いただきありがとうございました。

3月28日 みなと荘趣味の会体験会を開催しました

 

みなと荘趣味の会開催しました。5名の方にご参加いただきました。
今回はパーツが小さいランドセルを作る方、バックの仕上げをする方、新しい結び方に挑戦させる方と全員自由に作品作りを楽しみました。自由にできるのが良いとこの会を楽しんでいるようで、作業中も最近あった話しをしたり、講師とお話しをしながら作業を進めたりと少ない人数でも楽しんでいます。
今月でやっぺすの趣味の会としての形は終了となる事を先月からお話しをしていて、帰りは今後の事を参加者全員で決めました。

みなと荘が開催場所になると近いのでぜひ参加したいと言う方もいて、
次月からもみなと荘を開催場所に第4火曜日の13時~15時で定期開催することになりました。
カレッジサークルとしての代表も参加者さんが引き受けてくれる事になり、

開催をスムーズに進行出来るようにサポートをしていきたいと思います。

3月30日 新西前沼第一復興住宅集会所にて次年度へ向けての全体会議を開催しました

 

次年度のイベントの開催についての会議を参加住民さんに来ていただき行いました。

スタッフ戸田から次年度やっぺすカレッジとしての活動が終了して、サークルや愛好会の形で継続して活動をしていきたい事をみなさんへお話ししました。会ごとの運営、開催日程、時間、参加費、リーダーさんを決めるお話しを進め、連絡網を作り連絡をするシステムにする事などを会ごとにしていく事を次月にむけて決定していきました。

実際に参加者さんに納得をいただいてイベントの継続をしていける事になりとても安堵しています。

引き続きやっぺすカレッジスタッフはいち参加者として会に参加しながら活動の協力をしていけるように関わっていきたいと思います。

みなさんとの絆は震災当時から、辛い困難を一緒に乗り超えてきた大切な家族のように深いものだと思っています!

このお話しをするのは本当に心が痛みとても悲しいことです。

しかし、これかも地域のみなさんの生きがいづくり、元気、笑顔の居場所作りをずっと続けていきたいのが本心でもあります!

みなさんとこれからも一緒に自分たちで出来ることは続けていきましょう!と心に誓い、

4月からの新たなスタートをぜひ応援してください!

どうぞよろしくお願いいたします!

 

※この事業は「令和4年度みやぎ地域復興支援助成金」を受けて開催しています。