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ママとこどもの安心安全な居場所「やっぺすハウス」事業報告とご支援のお願い

みなさまこんにちは。やっぺす事務局です。

日頃より、みなさまには私たちの活動にご賛同・ご協力をいただき、誠にありがとうございます。

やっぺすは今年度も引き続き、社会福祉法人宮城県共同募金会様が行う、赤い羽根共同募金

令和7年度テーマ型募金「みやぎチャレンジプロジェクト」に参加し、12月1日より寄付の募集を始めました。

 

 

当ブログ目次

ご支援の御礼と事業の成果

事業を通してみえた、これからの課題

課題解決にむけて、できること

募金の方法

みなさまからのご支援・ご協力を

 お願いいたします

 

 


ご支援の御礼と事業の成果

私たちは2020年12月、新型コロナ感染症の影響で増加した女性からの相談に対応するため、

民間の女性専用シェルター「やっぺすハウス」の運営を開始しました。

 

以来、DV・虐待被害による避難、離婚や経済的困窮、家族間トラブルなどにより住居を失った、

あるいは失う危機にある女性や子どもたちを対象に、安心して過ごしながら生活の立て直しができるよう、

居住地として登録可能なシェルターの提供と伴走支援を続けています。

 

2022年度以降は、宮城県共同募金会「みやぎチャレンジプロジェクト」にエントリーし、多くの方々からの

温かいご支援をいただき、現在も継続的に女性たちに安心・安全の場を提供することができております。

 

ここに改めて心より感謝を申し上げます。

 

こちらは、近年シェルターを提供した世帯数の推移となります。

**女性・子ども専用ハウス棟数及び入居世帯数の推移**

2022年度     3棟          28世帯 最長滞在日数 212日  

2023年度     3棟+臨時2部屋   36世帯 最長滞在日数 217日

2024年度     3棟+臨時6部屋  38世帯  最長滞在日数 360日

 

事業を通してみえた、これからの課題

2024年度は、社会問題(物価高騰など)の影響により、困難を抱える方々の状況が一層明らかになりました。

特に生活困窮や家族関係の不和を背景とする相談が増加し、石巻地域だけでなく周辺地域からも支援を求める

声が寄せられています。その結果、シェルター利用希望者が前年より大幅に増えました。

 

入居後も、再就職や生活保護の決定を待つだけでなく、離婚調停や次の住まい探し、障がい者手帳の交付など、

長期にわたる課題を抱える方が多く、スタッフによる継続的で個別性の高い支援が欠かせません。

安心して過ごせる居場所を守るため、安定した運営体制の確保が喫緊の課題となっています。

 

 

課題解決にむけて、できること

今後も私たちは、より多くの困難を抱える女性や子どもたちが、必要な住まいの提供や生活再建に向けた支援を受けながら、

未来へのステップに進んでいくことができるよう、受け入れ体制を拡充しながら、安定した支援を継続できる体制を目指し、

本年度も、宮城県共同募金会の赤い羽根共同募金「みやぎチャレンジプロジェクト」助成事業(令和7年12月1日~

令和8年2月28日)にエントリーいたしました。

 

 今回は、これまで以上にこの女性やこどもたちに寄り添った支援をしていくため、受け入れできる部屋数や相談員の拡充に

むけて、昨年より20万円増額した【目標100万円】を設定しております。

 


募金の方法

【クレジットカードおよびPayPayでのご寄付】

こちらのサイトより、お手続きいただけます。

 

【現金でのご寄付】

①専用の振込用紙で振り込み

 団体に専用の用紙がございますので、スタッフにお声がけください。(お振込は、【郵便局窓口のみ】の扱いとなります。) 

②直接のお渡し

 ご連絡いただくか、スタッフにお声がけください。

 

みなさまからのご支援・ご協力をお願いいたします

この挑戦は容易ではありませんが、皆さまの温かいご協力が、困難を抱える女性や子どもたちの笑顔と希望につながります。

どうか引き続き、共に支え合う社会づくりにご賛同いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

 

※この活動は、令和7年度テーマ型募金

「みやぎチャレンジプロジェクト」助成事業として行っております。