みなさんこんにちは!やっぺす事務局です。
社会福祉法人宮城県共同募金会様が行う、赤い羽根共同募金会令和6年「みやぎチャレンジプロジェクト」にて、昨年12月から2月の間に皆様から募金という形でご支援いただき、1年間活動を展開してまいりました。
3月をもって本事業を完了いたしましたことをご報告いたします。

「母子の安心安全な居場所『やっぺすハウス』の継続をご支援ください!」と皆様へ募金のお願いをすることから始まり、皆様からのご支援のおかげで目標を達成することができ、1年間やっぺすハウスの運営を続けてくることができました。
※やっぺすハウスは生活困窮やDV、虐待、家族間トラブル等で支援が必要なママと子どもの一時避難場所です。
今年度は地域の困窮している子育て世代など延べ40名の方々に対して、支援を届けることができました。
ご支援ご協力のほど、誠にありがとうございます。
やっぺすハウスを利用された、ママとこども達が元気に暮らしている姿を地域でみられることが私たちスタッフの励みにもなっております。
しかし、現在もやっぺすハウスはフル稼働状態にあり、地域で居場所を失ってしまっているママやこども達がいる現状は変わりありません。
今後の課題としては、「やっぺすハウスに入りたい!」という声に対して今年度はお待ちいただいた方も多く、安定して地域に在り続けるために財源の確保、シェルターの受け入れキャパを拡張する必要が迫られています。
現在、私たちが活動する石巻地域では、さまざまな背景から家族としての機能がうまく果たせなくなっている家庭が増えております。生活困窮、精神的に高負荷なストレス、家庭内暴力、育児・介護負担等の様々な課題が影響し、子どもを安心して養育できる環境や、家族同士が支え合う関係が崩れてしまっているケースが少なくありません。
一番に安心できるはずの家にいても安心できない、助けを求められない、頼れないという状況にあるママや子ども達がいます。
私たちは、困っている人が「助けて」と言える場所で在り続けるため、これからも活動を続けていきます。
最後に、私たちだけの力ではこの活動を続けていくことはできません。
今後とも皆様の「できること」で応援していただけますと幸いです。
私たち1人1人の力はこの社会という枠組みの中ではとても小さなものかもしれませんが、この社会を構成しているのも私たち1人1人です。少しのできることを持ち寄れば少しずつでも社会は変わっていくと信じています。
困難な状況下で誰にも相談できない人がいなくなれるよう、活動に邁進してまいります。
今後ともご支援ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。
やっぺす事務局